<滋賀県> 逢坂関

これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関
蝉丸によって詠まれたこの句が有名ですね。
この句をモチーフに『源氏物語』の関屋の帖では、石山寺へ参詣する光源氏と、都に帰ってきた空蝉との出会いが書かれています。



逢坂関は、山城国と近江国の国境となっていた関所。東海道と東山道(後の中山道)の2本が逢坂関を越えるため、交通の要となる重要な関でした。


<逢坂の関の基本情報他>
住所  :大津市大谷町22
アクセス:京阪京津線 「大谷駅」より 徒歩 3分

源氏物語散歩

紫式部が書いた源氏物語のモチーフになった場所を巡っています

0コメント

  • 1000 / 1000