貞観18年(876)に淳和天皇の皇后(嵯峨天皇の皇女)が、父・嵯峨天皇の離宮・嵯峨院を寺に改めたのが始まり。後に上皇だ複数入寺して大覚寺統(南朝)を形成し、北朝・持明院統と皇統の勢力を争った。華道・嵯峨御流の総司所で、嵯峨天皇の命日には華道祭を行っています。
源氏物語で登場するのは「松風の帖」。光源氏が嵯峨野に御堂を作る様子が書かれています。その御堂は「嵯峨の御堂」は、釈迦堂清凉寺がモデル。そして。『源氏物語』 の「嵯峨の御堂」は、「大覚寺の南」と物語でその場所が説明されています。
大覚寺というと嵯峨菊が有名。
嵯峨天皇がその気品ある姿と香りを好まれ、この独特の古代菊を永年にわたり王朝の感覚を持って育成し、一つの型に仕立て上げられたと言われています。
<大覚寺の基本情報>
拝観料 :500円
拝観時間:09:00 ~ 16:30
公式サイト :https://www.daikakuji.or.jp/
住所 :京都市右京区嵯峨大沢町4
0コメント